バイアスって知ってる?

小林さんのおかげで更にブログが進化しました!ありがとうございます。

さっそくなので、PCで長文のブログを書いてみようかと思います。読む方は覚悟して読んで下さい(笑)

 

さて、題名の「バイアスって知ってる?」ですが、これを見た美容師の皆さんは「馬鹿にするな!」「基本中の基本じゃないか!」

などとおっしゃるかもしれませんね。

そうです。美容用語でいう「バイアス」とは「斜めにとる」、つまりグラデーションのカットやワインディングなどで斜めにスライスをとるときに使いますよね。

でも、実はこの「バイアス」いろいろな意味があるのです。

特に度重なる災害に見舞われている近年、心理学の分野においてこの「バイアス」注目されています。

もちろん心理学においての「バイアス」の意味は「斜めにとる」ではありません。

では、どういう意味なのでしょうか?そして災害との関係は?

もしかしたら万が一の時に役立つかもしれませんので読んでみてください。

 

心理学においての「バイアス」とは色々な種類があるのですが、簡単に言ってしまうと「思い込み」「思い違い」などを意味します。

実は僕らの日々の生活の中には気づかずその「バイアス」があふれています。

たくさんある「バイアス」の中でも最近注目されている防災・危機管理心理学での物を解説しましょう。

 

まずは、「認知バイアス」

人は、自分に都合の良い情報は容易に脳に書きとめるのですが、自分に都合の悪い情報は受け入れにくいようになっています。

要は都合の悪い事は忘れるということです。

どっかの「記憶にございません」というような政治家の話ではありません。

人は悪いことをしたらどんな罪に問われ、どんな罰を受けるのか?を知っています。

しかし、「認知バイアス」により「どんな罰を受ける」かということを忘れ(考えず)悪事を働いてしまいます。

宿題をしなかったら先生に怒られるのは解っているのにやらない心理ですね(笑)

これを防災に置き換えてみましょう。

たとえば関東地方の沿岸地域は震度6以上の関東・東海地震が30年以内に80~100%起こるという発表がされています。

しかし、東日本震災を経験しその惨状を目にした現在でも大勢の人が生活しています。僕もその一人です。

それどころか新しいマンションや家などが次々とたっていきます。

地震が起こる事はほぼ確実で、その被害も甚大なはずなのになぜ移動しなのでしょうか?

もちろん「行き先が無い」とか「仕事のため」とか理由がありますが、それは「認知バイアス」が働いているからです。

明らかに「仕事」や「お金」よりも「命」の方が大事なのを解っているのに移動しない。

そして、どこかで「自分はなんとなく大丈夫なんじゃないかな」という根拠のない自信で生活しています。

くどいようですが僕もその一人です(笑)

これが「認知バイアス」です。

でも、実はもう一つのバイアスも働いています。

それは「多数派同調バイアス」です。

 

この「多数派同調バイアス」というのは「みんながそうしているから、自分も大丈夫」という心理です。

でも、大勢が宿題をやってこないからといっても、やってこなければ先生に怒られるのです。(笑)

心理学者さんのサイトにあった例ですが以前、韓国で死傷者200名以上を出す地下鉄放火事件がありました。

その時にとられた写真では煙が充満している電車内で大勢の人が平然と席に着いていました。

生き残った人に話を聞いてみると「周りの人たちが冷静に腰かけていたので、自分も席に座っていたが、さすがに苦しく視界も見えなくなったので慌てて逃げ出した」ということでした。

その写真に写っていた方々は大勢亡くなったそうです。

このようにみんなが逃げてないから自分も大丈夫という考えが被害を拡大させるそうです。

これと同様にみんなが慌てて避難し始めれば他の人たちも逃げ出すはずです。

でも逆にこのような状況は「パニック」と呼ばれるものになってしまうので判断が難しいですよね。

 

他にも色々な「バイアス」があり、自分達の行動の大部分がこの「バイアス」によるものだったりします。

ではなぜ「バイアス」は起こるのでしょうか?

それは「記憶のショートカット」というもののせいだそうです。

物事は因果関係が存在します。

たとえば昔からよく言われる「風吹けば桶屋が儲かる」ということわざがありますよね。

  • で土ぼこりが立つ
  • 土ぼこりが目に入って、盲人が増える
  • 盲人は三味線を買う(当時の盲人が就ける職に由来)
  • 三味線に使う猫が必要になり、ネコが殺される
  • ネコが減ればネズミが増える
  • ネズミは桶を囓る
  • 桶の需要が増え桶屋が儲かる(wikipedia参照)
というように、因果関係により桶屋がもうかりますが、これを一言で「風吹けば桶屋が儲かる」と済ましてしまいます。

人間の脳はものすごい複雑ですが、日々の物事を処理していくのに全てこの因果関係を考えているとパンクしてしまいます。

なのでショートカット(近道)をして「大風が吹いたら桶屋が儲かるんだぁ」となるわけです。

でも、その近道の過程で大切なことが省かれてしまったり、違う解答に行きついてしまったりするわけですね。

何事も短絡的に考えバイアスに左右されず、じっくり考えてみる事も必要ですね。

 

長々と書きましたが落下地点が見当たらないまま、眠気に襲われてきたのでこの辺で終わりにしますね(笑)

長文お付き合いありがとうございました。

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